くるま はこびます
『くるま はこびます』
文:小風さち
絵:鈴木周作
福音館絵本
―月刊予約絵本 ちいさなかがくのとも―
2013年11月号
車好きの男の子にオススメの一冊です。
この話は、中古車をキャリアカーにのせて、販売店まで運ぶというストーリーです。
ストーリーの大半は、どうやってキャリアカーに車を積んでいくのか…
ただ、それだけです(笑)。
でも、そこが、この絵本のポイントで、
「チャンコ チャンコ」
「ウィーン ウィーン」
と、機械の音を表現する擬音語、そして、リアルな絵も、子どもの心をつかむようです。
※この絵本は、福音館月間絵本のバックナンバーなので、店頭には置いてありません。
岡崎市内では、ウィングタウン内の書店、または、材木町の絵本専門店「ちいさいおうち」にあるかもしれません(私はココで購入しました)
各書店を通しての取り寄せです。
福音館の月間絵本 知っていますか?
子どもの年齢に合わせて、コース別に作られています。
そして、1冊400円前後のお値段。
どうしても親の好みで絵本を選んでしまいがちですが、子どもの興味は成長とともに変化していくので、様々な本を読み聞かせると思ってもいなかった
本に関心を示すことがあります。そういう面でも、これはどうだろう?と手をだしやすいお値段、なのに質の高い絵本なのではと思います。
年間購読もお勧めですが、各書店で最新号は販売されてるので、毎月チェックしてみても、面白いのではと思います。
「こどものとも 0・1・2」は、絵本の作りも丈夫で、まだ絵本に慣れていない、0歳1歳のお子さんに特にオススメです。
絵本コラム担当 大原 加奈子
2歳の男の子と、5月に産まれるお腹の子と、育児&マタニティライフ満喫中。
親子の絆を深める絵本を紹介します
結婚前は、ずーと幼稚園教諭としてたくさんの子どもと関わってきました。
私の絵本好きは、幼いころから始まります。
母親によく図書館に連れて行ってもらい、
自分の好きなように絵本を選んで読んでもらっていた経験がベースになっています。
大学時代には、絵本100冊分のレポートを書く課題があり、
その時に改めて絵本の奥深さに気が付きました。
絵本の魅力は、心が落ち着く時間を親子で共有できること!
子どもに戻って絵本を楽しめること!
このコラムでは、親子の絆を深める絵本の魅力を紹介していきます。